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屋久島で「劇団風の子」演出家あさのゆみこさんワークショップ 遊びで屋久島公演PR

手遊びで大人も子どもも盛り上がるワークショップの様子

手遊びで大人も子どもも盛り上がるワークショップの様子

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 平和町なごみ館(屋久島町宮之浦)で12月11日、劇団「風の子九州」演出家の「あさのゆみこ」さんによるワークショップが開催された。

左から「鹿児島県子ども劇場協議会」の森岡江津子さん、「劇団風の子九州」のあさのゆみこさん、屋久島で上演をサポートする北山裕子さん

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 来年2月の屋久島公演PRのために来島したあさのさん。この日行った遊びは、上演予定の作品「にっこりぽっかり座」にちなんだ遊び。

 じゃんけんやジェスチャーを取り入れたゲームでは、幼児から大人まで、全身を使って盛り上がり、じゃばら折りにした紙を伸縮させて、さまざまな道具や動物に見立てる試みでは、どの子どもたちも真剣な面持ちで取り組んでいた。

 あさのさんによると、「にっこりぽっかり座」は、何もないところから人間はどこまで遊べるかをテーマに、体と声、紙を使った表現を繰り出す演目。せりふがほとんどないため、海外でも喜ばれる作品といい、30年以上、同劇団で上演されてきた。

 「劇団風の子」は1950(昭和25)年、子どもたちのための専門劇団として、東京・世田谷で創立。「劇団風の子九州」は、1985(昭和60)年に「劇団風の子」から独立した。

 劇団を招へいした「鹿児島県子ども劇場協議会」は、生の舞台芸術を親子で鑑賞することと、キャンプや遊び会など、体験活動に取り組む団体で、年に一度、「子ども芸術祭典」を県内各地で開催している。

 同協議会の森岡江津子さんは「屋久島でも毎年公演を開催している。県内28カ所に支部があり、活動しているが、屋久島にはまだない。この機会に関心を持たれた際は、ぜひ問い合わせを」と呼び掛ける。

 屋久島公演は、2月16日=原(はるお)公民館(屋久島町原)、17日=宮之浦公民館(屋久島町宮之浦)。チケットは、一般(3歳以上)前売り=1,000円、当日=1,200円。

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