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ALIVE屋久島による無料マガジン「わぁも」創刊 福祉の現場PRで人材確保目指す

表紙のイラストや題字などは、福祉施設「屋久の郷」の利用者が手掛けた

表紙のイラストや題字などは、福祉施設「屋久の郷」の利用者が手掛けた

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 屋久島の福祉関係の任意団体「ALIVE屋久島事務局」(屋久島町宮之浦、TEL 0997-42-0775、社会福祉法人愛心会内)が3月20日、無料マガジン「わぁも」を創刊した。

福祉関係の事業所が集まった任意団体「ALIVE屋久島」のロゴマーク

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 「ALIVE屋久島」は島内14の福祉事業所が法人の垣根を越え、2018(平成30)年10月に発足した団体。今回、業界が抱える「人材難」を解消すべく、鹿児島県からの補助金を得て、イメージアップのためのマガジンを作った。

 内容は現場のエピソード集や事業所マップ、現場で働く人物紹介、みとり経験者の鼎談(ていだん)など。写真家のyu-さんやデザイナーの高久照美さんなど、島内在住の人材が事務局と協力して制作に当たった。

 「ALIVE屋久島」代表の義山正浩さんは、「命と向き合う現場は日々、感動の連続。福祉分野のマイナスイメージを払拭(ふっしょく)して、人材確保に努めたい」と話す。

 島外からの応募にも期待しており、島内の主要施設以外に島外の医療、福祉系の学校や移住関連イベントなどでも配布する。同団体では、今後ホームページを拡充し、福祉事業所の採用情報などを発信していくという。

 創刊号はB5判、24ページ。5000部発行。

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