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屋久島漁協で魚うどん トビウオの漁獲高日本一、安房港ならではの新名物

トビウオのすり身に味を付け、細くゆでた独特の麺

トビウオのすり身に味を付け、細くゆでた独特の麺

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屋久島町安房にある「屋久島漁協特産品加工販売センター」(屋久島町安房、TEL 0997-46-2323)に6月23日、イートインコーナーがオープンした。

原料となるトビウオのすり身は1パック400グラム540円

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 センターの目の前に位置するのは、トビウオの漁獲高日本一の安房港。看板メニューはトビウオのすり身をそのまま麺にして、暖かいだしをかけた「トビうどん」(並=500円、大=700円)。だしにもトビウオの骨をふんだんに使い、すり身を小判状に丸めて油で揚げる郷土料理「つき揚げ」もトッピングする。1日限定30食。

 宮崎県日南市の郷土料理「魚(ぎょ)うどん」に着想を得、半年以上試作を重ねて商品化した。開発に携わった川東由美子さんは「家族に何度も試食してもらい、ようやく完成にこぎ着けた」と話す。

 そのほか、2016年度の鹿児島県漁業振興大会で水産庁長官賞を受賞した「飛魚フレーク」入りのおにぎり(150円)も販売。トビうどんの原料となるすり身やフレーク、トビウオの薫製など、水産物加工品も販売する。

 イートインコーナーは木曜・金曜のみ営業。営業時間は11時30分~13時30分。屋久島漁協特産品加工販売センターの営業時間は9時~17時。

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